NAPDシナリオ「オルゴールの音がきこえたら」のおはなし

無事に募集時に集まったPL全員にシナリオ回し終えましたので、おはなしのこと。
本編のネタバレがたくさんあります。

このシナリオのこと

このシナリオの構想をして骨組みまで組んだのは、おおよそNAP:DREAMERSが正式リリースされる前後くらいでした。

こうツイートしてたのが5月29日なので、たぶん骨組みはその前にだいたいできてそう(たぶん)
このへんの記憶がゆるやか……!!前後……どっちなんだ!!
そんな感じでメモ帳に残っていた本編の概要メモが以下。

【概要】
オルゴールの音色と共に大海原の広がる精神世界に引き込まれた君達は、マハトマからの「原因の鎮静化、NAPDとして能力を喪失させる」という啓示を元に海岸を、音の鳴る方へと歩みを進めていく。
その先にいたのは、眠る女性に寄り添いオルゴールの音色を流す一人の青年。
途中で君達の元に届いた芹からの通信によると、青年の名は「奏野誠」と言い、現実世界の彼は恋人とのドライブの途中で事故に遭い重体を負い意識不明であり、恋人はその事故で亡くなった、のだという。
奏野は恋人の目を覚まさせるべくオルゴールの音色を二人の大好きな海で流し続けており、それが原因でウトポス持ちのNAPDとなってしまったらしい。このまま野放しにしておけば他のNAPD達の精神世界にも影響を及ぼしてしまう。君達は奏野を止めるべく戦闘を開始する。
……戦闘を終え、奏野は愛する彼女の死を思い出し、絶望する。
ここでPCとどんなやりとりをして、どんなとどめの刺し方をしたかでNAPDの能力を喪失した奏野がその後どうなるかが決まる。
①あんまり希望がない感じだったりすると意識を取り戻した後で入水自殺する
②優しい説得だったりする場合は意識を取り戻した後ゆっくりだが頑張って生きようとする
途中でイルカが見えるシーンで、達成値5を出せばイルカと遊べ、赤い小箱(開かない)が手に入る。
達成値1でオルゴールの音色3種類をエウレカとして得ることができる。(しっかり耳を澄ませる選択をした場合のみ)
③小箱とオルゴールの音色がそろっている場合、イルカが奏野の傍に寄り添い、優しい歌声(オルゴールの音色と同じメロディ)が響く。箱は開き、中にはふたつの指輪が入っているのを確認できる。
「そうか、君はずっと…」「僕はもう大丈夫、だって、君はずっと傍にいてくれたんだから」「今までも、これからも……僕は君を愛してる。なぎさ」
奏野がそう呟くと歌声に溶けるようにふたつの人影は消えてゆき、気が付けば君たちは元の精神世界へと戻っているだろう。
そして、箱の中からふたつの指輪は消失している。
後日、君達は現実世界で「先月海岸線で起きた車同士の正面衝突事故で意識不明となっていた男性の死亡が確認された」というニュースを耳にするだろう。

メモより引用(原文ママ)

あ ん ま り 希 望 が な い 感 じ だ っ た り す る と 入 水 自 殺

初期設定……重い……な……!!!
さすがにこれはちょっとと思った私はさすがにそのエンディングルートはナシにしました。
ただしPC達からの当たりがあまりにあんまりな感じだったらそういう分岐をさせた可能性もあり得りましたね。

エンディング分岐について

本シナリオのエンディングは2つでした。
そう、シナリオ中に第三のエンディングが生えてきたんですね。
だいたいの内容は上記のメモに書いてあるんですけどもっかい書きましょうねえ。

エンディング①
彼女の死を認めた事によりオルゴールの音が止まり、その後病院で目を覚ます。
これから彼女無しで生きていくことへの不安を胸に抱えている。

エンディング②
彼女と再会し、無くした指輪を取り戻した奏野は彼女と共にNAPを喪失、その後死亡が確認される。

エンディング③(生えた)
エンディング②と同じ流れの上で、NAP能力を失わずに病院で目が覚める。
彼女の死を乗り越えきれないながらも、前を向こうとする

このエンディング、どのルートが最善か?ってところなんですけど
わかんないです。
このシナリオね……すごい倫理観にね……左右されるんだよね、って……。
人によっては生きる方が最良と言えるし、二人が一緒になれることが最良と言える人もいるでしょう。
というわけでどれがハッピーエンドとはいいません。
それはそれとして準備した歌がエンディング①ではお出しできないので、②か③だと私がほくほくするねみたいな……。

音楽について

“音を集める"という構想の起源はゲームの「MOTHER」です。
ちなみに3卓やって最後の卓でだけ「ゲームみたいだね」と言ってもらいました!気づいてもらえてうれしい!

本編では「♪さいしょのフレーズ」「♪ふたつめのフレーズ」「♪メインのフレーズ」「♪ふかんぜんなフレーズ」という4つのフレーズをエウレカとして手元に届くというギミックでした。
このギミックのヒントはやっぱりルールブック記載のシナリオ「救えるもんなら救ってみろよ」です。
あのシナリオからエウレカへの見方が完全に変わったなあってところがあって……。
あつめたフレーズが1曲になるの、アレです、エイトメロディーズ。

エンディング②③で流れるのが、こちら「Blued Together Melodies」という曲となります。
なんかいい感じな意味があるのかな?と思うじゃん?

ごめんな……………タイトルも歌詞もフィーリングなんだ……………………。

であるのに歌詞を提示したら数名刺さって死んでいった……なぜ……なぜ……?

 歌詞

深い底は遥かな宇宙 星も届かぬ大宇宙
君の隣青い波の音 遥か遠くの君の声
夜空に想い 波に届けて
ひとりきり水底 星に願いを
ふたり歩いてた日々も すれ違い悩む日々も
過ぎ去れば いつまでも
瞳の奥、そら、きらめいて
二度と手に届かぬ星 幾千の輝く星
振り向けば いつまでも
君の瞳に宿ってるから
ひとつ願いが叶うとしたら……
また君に会えるかな
また、この音、聴けるかな

頑張って曲作ったよ!!!あと歌も私だよ!!!!ただでさえ歌声が自分なんだからやっぱり卓の最中に流す時緊張しちゃうよ!!!!!!!!

ちなみに、当初はGM自ら曲を歌うことを画策していたんですけど、テキスト入力が滞りそうなのと単純に環境変化によって家族の前で歌う羽目になるのでこうなりました。
歌うのも……やってみてえなあ……

名前の話

これはほぼ蛇足だよ!!

彼女の名前は「御堂なぎさ」といいまして、骨組み組んだ時点でつけてた名前でした。
が、骨組み組むだけ組んで放置してた結果、私はひとつの事故を起こしてしまうのです。

自PCの名前に「なぎさ」とつけてしまう

愚かか?愚かだな?
ついでに自PCのなぎささんはわりと幸せになる方なのでこれは事故だな???となったわけですね。
なので出すなら名前変えようと思ったんですけどいい名前が思いつかなかったので「しるか!!原液を受けろ!!」と思いながらそのままシナリオ組みました。

ちなみに奏野誠くんも、誠って名前ルルブ記載のNPCにもおるな~~~!!!???ってなりました。

もっと蛇足

このシナリオ回すのメチャクチャ怖かったんですよね。
思ったより倫理観に問いかけてくる感じになったので……結末も、人によっては胸糞に感じられるかもしれないので。
でも色んなPCの反応とか見れたし、色んな方に喜んで貰えたようで、本当にやってよかったなあという気持ちです。

ありがとうございました!